どうもこんにちは。
今回はまつ毛パーマ、もしかして失敗!?て思ったら是非読んでいただきたい内容になっています。アイリストさんもお客さんも有益な情報になっていますので是非最後までよろしくお願いします!
さて、まつげパーマの再ブームに伴いトラブルもちらほら耳にするようになりましたが、大事なまつげを守るためにみなさんサロン選びはこの記事を読んでからにしてくださいね。
まつげパーマでの失敗とはどんなものがあるでしょうか。
まつげ美容液成分配合のマスカラまつげパーマの失敗例(リスト)
その前に、※セルフマツパーはトラブルの原因となるので絶対にやめましょう。
- かかってない。。
- まつげがバラバラになる
- まつげがチリチリになる
- まつげの先端が切れる
- まつげが根本から折れる
- 目が染みる(痒くなる)
リストの上から順にトラブルの重要度が増していきます。経験がある方は自分のまつ毛を見直してみましょう。
ヘアスタイリストの私が失敗の原因と注意点を紹介していきます。
まず全てのトラブルにおいてアイリスト(技術者)の判断ミスです。中にはお客様の毛質を理由にするアイリストもいると思いますが騙されてはいけない。
それでは失敗例について解説していきましょう。
まつげがバラバラになる、パーマがかからなかったトラブルの原因
これはワインディングミスが考えられます。まつ毛パーマの工程は前処理→ワインディング→還元剤アクティブ塗布→。。。と続くのですが、この工程のワインディングでミスをされていることが考えられます。このワインディングミスの原因ですが、単純な技術不足もありますが、クリアグルーの質、ロッド選定のミスなどが考えられます。また、超多忙店ですとアイリストの時間的余裕がないのでこういうミスが起こることがあります。かかってない。 というトラブルは上記全ての工程でミスが考えられますので一概に断定できません(泣)
まつげがチリチリになる。まつげの先端が切れるトラブルの原因
これは工程の中のワインディングで無理なテンションをかけられた可能性と、薬液放置時間のオーバータイム、また薬剤のオーバースペックが考えられます。そしてこのトラブルを重ねるとまつげの先端が切れる トラブルに発展する可能性があります。これは断毛といい、かなり重大なトラブルだといえます。美容師界で断毛は即信用を失う過失です。アイリストは美容師と比べてパーマ液に触れる機会が少なく、毛髪診断と薬剤知識に関して知識が劣ることは否定できないと思います。美容室併設のサロンはその点である程度の教育がなされていることが多いため安心と言えるでしょう。
まつげが根本から折れる。目が染みる(痒い)トラブルの原因
これは通常薬剤を塗布するときに地肌から少し離してアクティブ塗布するんですが、根本付近まで薬剤がついてしまっている可能性があります。万が一薬剤が目に入ってしまうと痒みや痛みを伴うことがあるため重大なミスと言えるでしょう。また薬剤を塗布してから促進のためにホットタオルで温めたりする場合がありますが、これも危険が伴いますので注意が必要です。
以上がまつげパーマにおける失敗と原因の一例です。他にも様々なトラブルがあると思いますが全て技術者のミスが原因と言えます。毛髪知識と薬液知識に理解が深い技術者に相談するといいと思います。また、ヘアスタイリストは一般的なアイリストと比べると知識が深いと思いますので一度相談してみてもいいかもしれません。
大事なまつ毛をトラブルから守るには
まつ毛パーマは15年に1度くらいのペースで流行が来ていてそのたびに進化しています。実は私が若手の頃だった15年前にもにもまつ毛パーマのブームがあり、その時は美容師が担当していました。当時は目元用のパーマ液なんて存在しなかったので髪の毛用の縮毛矯正剤が使われていたとか。今考えると恐ろしいですね。
いくら技術や理論が進化してもトラブルがゼロになることはありません。底質なインストラクターがセミナーを開き、まだ知識が少ない若手のアイリストが餌食になっている現状があります。
しかしまつ毛業界の未来は暗くはありません。昨今のマツエクブームでアイリストを目指す若者は激増し、免許制になったことで技術も底上げされ、これからどんどん成熟されていく業界だと思います。
SNSの影響で簡単に情報が得られる時代に、本当に良質な情報を提供しているのはだれなのか、提供される側の本物を見抜く目が重要になってくるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?今回は実際に起こりうるまつげパーマの失敗例を挙げて、客様の大事なまつ毛を守るためのお店選び、アイリスト選びについて解説していきました。お客様の綺麗のお力になれると嬉しいです。ではまた!